⑫叢生(マウスピース型矯正装置)
岡山市のうえき矯正歯科です。
当院のマウスピース型矯正装置(インビザライン)の治療例をご紹介します。
上下顎歯列の叢生(がたがた)が認められた症例です。上下顎の頬側に矯正用アンカースクリューを植立して固定源とし、マウスピース型矯正装置で臼歯部の後方移動を行いつつ全体の歯を排列しました。さらにスペースを確保するため、前歯の隣接面を最大0.5㎜磨きました。前歯を前方移動させることなく叢生を改善することができました。
・主訴:八重歯と下のがたがたを治したい
・年齢性別:20代女性
・診断:アングルⅠ級叢生
・治療法:マウスピース型装置による排列
(非抜歯)
・装置:インビザライン
矯正用アンカースクリュー
・保定:フィックスドリテーナー
ラップアラウンドリテーナー
・治療期間:1年 6か月(通院回数18回)
・費用:860,000円+調節料(5,000円/回)
(税別)
*自費診療(保険外診療)です。
*治療上のリスクとして歯根吸収、歯肉退縮、むし歯、歯肉炎、口腔粘膜の傷、歯の表面の亀裂、歯の骨性癒着、顎関節症などがあります。
*症例写真使用について承諾を得ています。
*インビザライン(マウスピース型矯正装置)について
・医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
・アライン・テクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン社を介して入手しています。
・1998年にFDA(米国食品医薬品法)により医療機器として認証を受けています。
・完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
・国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
矯正治療一覧
#叢生#マウスピース型矯正装置#非抜歯